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国内の約65%のWebサイトが制作を「内製」する傾向に

株式会社WACUL(読み:ワカル)は、「Webサイト制作・運営の現場調査」を実施。その結果をもとに自社のWebサイトの制作の内製・外注比率についてレポートを発表しました。

「一部外注」が全体の3割弱で“出来ることはなるべく内製”する傾向が顕著に

この調査は、同社が提供しているWebサイト分析の人工知能「AIアナリスト」を利用している企業を対象に独自アンケートを実施。
その結果、内製か外注かの割合については内製が39.3%、外注36.1%、一部外注24.6%と、内製と外注の割合に大きな差はみられませんでしたが、内製と一部外注を併せると、63.9%という多くのWebサイトで内製が行われていることがわかりました。

また、内製と答えたWebサイトをみると約半数がECサイトで、外注・一部外注に比べてはるかに高い比率となりました。また、一部外注と答えたWebサイトでは「難しい作業やシステム周りは外注、簡単に行える作業は内製」と棲み分けを行っているとの回答が多く寄せられました。

Webサイトの改善の主流がリニューアルから部分改善にシフト、内製が加速化

少し前まで、Webサイトの改善といえば、1、2年周期で変わる流行の型に併せてリニューアルを行うというのが常識でした。しかし、最近ではWebサイトの定番の型も決まりつつあり、リニューアルの必要性は昔に比べ減ってきています。また、リニューアルしても大きな成果につながらず、むしろCVを下げてしまうという場合も多く見受けられます。

そこで最近では、重要なのは部分改善という考え方が主流になりつつあります。データに基づき成果に直結する改善ポイントを見極め、そこを日々直していく。こうしたタイムリーな改修のニーズが増えてきているのです。
リニューアルするのであればコンペで勝った業者に改修を外注すればよかったのですが、日々タイムリーな改修が必要となると、それでは対応が間に合わないという問題が発生してきます。

こうした背景から、今後の流れとして内製化はますます進んでいくと考えられます。また、今回の結果のように、リニューアルやシステム改善は外注で、高速でPDCAをまわしていく必要がある細かい修正は内製という棲み分けを行う傾向も今後ますます加速していくのではないでしょうか。
CMSの活用など、簡単なところは自分で直せる人材も増えてきているので、自社内で対応する体制が作りやすい環境が整ってきているのも、こうした流れを牽引する一因と言えるでしょう。

(CREATIVE VILLAGE編集部)