「天空の蜂」「20世紀少年」3部作「TRICK」シリーズなどで知られる堤 幸彦監督。
「バクマン。 」「モテキ」のヒットが記憶に新しく、「SCOOP!」の公開を10月1日に控える大根 仁監督。
現在放送中のTBSドラマ「仰げば尊し」の演出や、「天皇の料理番」の演出も手掛けた平川雄一朗監督。
上記3名を擁し、テレビドラマ、映画など数多くの話題作を送り出してきた映像制作会社オフィスクレッシェンド 。同社が主催する「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」では、現在、作品を募集中です。

「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」は、次世代を担うクリエイターの発掘、育成を目指して創設されたコンテストです。募集作品は3分以内の予告編映像。そして、作品の舞台として、ある“エリア(地域)”を設定することが条件とされています。ふるさとや思い入れのある場所、お住まいの場所など、好きな場所を選んで撮影して欲しいとのこと。堤 幸彦監督、大根 仁監督、平川雄一朗監督らの審査を経て、グランプリに選ばれた作品は、映画完成までをオフィスクレッシェンドが全面サポートします。制作費3,000万円(相当)をサポートし、2017年秋には都内シアターでの公開を目指すとのことです。

「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」の開催にあたり、オフィスクレッシェンド代表取締役社長/CEO長坂信人氏、取締役副社長/COO神康幸氏は「1年前くらいから構想がありました」と明かしました。「短編映画のコンペディションは他でも開催されている中、独自のものを…と考えた時に、未完成の映画の予告を作る切り口はどうかと思い付きました」とのこと。
さらに“エリア(地域)”の設定を作った理由としては「今まで数多くの作品の撮影でお世話になってきたことへの感謝の想い」があるそうです。ロケ場所の確保、エキストラ参加、道路使用のご協力など、地域の方々の協力なくして映像撮影はできないことを実感しつつ、地域の方からの、観光資源の一つになるという期待も感じていたとのことでした。

そして、制作費3,000万円(相当)については「この額を明記するかどうか、迷ったんです」と笑顔を見せながら「東京の方が受賞するのと、北海道の方が受賞するのでは、それだけでもお金の使い方は変わってくるので、あくまでガイドラインです」としつつ、「グランプリを獲得された方と相談しながら共に作っていきたいです」と、応募するクリエイターにとっては大変心強いコメントも聞かれました。

3分の予告編で3,000万円(相当)の映画制作ができるチャンス&堤 幸彦監督をはじめとする日本のトップクリエイターに作品を見てもらえるチャンス!
応募締切は2016年11月30日(水)です。

■未完成映画予告編大賞
・グランプリ発表:2017年3月下旬
・映画制作:2017年4月 ~ 8月
・完成披露試写:2017年秋予定
BS局にて放送・都内劇場での完成披露試写を予定

<募集要項>
応募条件
・応募者資格:15歳以上であれば、 国籍・プロ・アマ・個人・グループは問いません
・作品ジャンル:実写のみ(ドラマ・ドキュメンタリー等は問いません)
CG・アニメは審査対象外となります。
・作品尺:3分以内
・詳細URL
http://mi-can.com/

(2016年9月5日 CREATIVE VILLAGE編集部)