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番組の企画に必要な情報をリサーチするお仕事です。
テレビ番組では常に多くの情報が必要とされます。人気のある観光地、おいしい店、驚いてしまうようなニュースなどリサーチャーは番組のニーズに合わせ、必要な情報を、インターネットや図書館、雑誌や新聞記事を駆使して探します。
番組が面白くなるように、まだ一般には知られていない魅力あるネタを、すばやくリサーチして提供する。業界内ではまだ新しい職種ですが、情報バラエティやクイズ番組などには欠かせない、大事な仕事になっています。

リサーチャー 澳原 茂男さん
話は社会人一年目の春にまで遡ります。
「日本一のバラエティ制作現場を紹介してあげる」と、連れて行ってもらったのが、ずっと憧れだった番組で、そこでADとして3年ほど働くのですが、厳しい現場ながらも刺激的なところで、普通の人が一生涯かけて経験する「感動」をたった3年間で経験できてしまう、と同時に、普通の人の一生分の「苦労」もすべて経験してしまう、そんな現場でした。
ここで3年を過ごした時、とうとうその厳しさから逃げ出したくなって、僕はある日忽然と行方を晦ましてしまったことがあります。失踪した日から、会社の男性社員が、10日間ほとんど睡眠もとらず、東京全域に渡って僕を探し回ってくれていたそうです。
一方の僕は、挫折感と孤独感から塞ぎ込んでしまって、ひたすらネットカフェに籠っていました。
失踪10日目の夜、財布の金も底をつき失望落胆と渋谷のスクランブル交差点を歩いていると、不意に後ろから腕をつかまれ、振り返ると、上司たちが勢ぞろいで頭ごなしに説教するわけでもなく、「お前が頑張ったのは認める。でも両親を心配させてはいけない。」と諭してくれたのです。
次の日、頭を丸めて謝る僕に、「制作スタッフとしては志し途絶えたが、別の立場からもう一度クリエイティブを追及しないか?」と、紹介して頂いたのが、今の現場です。
とまどいもありましたが、テレビ業界への思いは捨てきれず、リサーチャーという形で仕事を始めました。
番組制作に必要な面白い情報を集める仕事です。情報化社会となった今、洪水のように溢れかえる情報の中から、本当に価値ある一滴の情報だけを収集し、加工して新たな情報を生み出す。
偽装が蔓延しメディア不信の広まる今こそ、我々が果たすべき役割は大きいと思います。
自分の仕事は、電話取材や街頭アンケートなど、地味な仕事がほとんどですが、いずれは自分が収集した情報で番組を立案できるほどに影響力のあるリサーチャーになりたいと思います。
日本も欧米に追いつけ追い越せでやってきた時代が終わり、答えのない不透明な時代に突入。これからは、「新しいモノを発想して行ける人」の時代と言います。
だとすれば、日本の若いクリエイターこそが、今の閉塞感を打破して、新しい時代を切り開いていく。そんな時代だからこそ、この会社がやっていることがとても重要なのだと思います。
C&R社こそが、クリエイティブ業界を引っ張っていき、クリエイティブ業界が日本の経済を牽引する。やがて日本の景気が良くなる。結果、僕の貯金が貯まる。
渋谷のスクランブル交差点のド真ん中で失踪した僕を発見してしまうほど、クリエイターたちに熱い想いを抱く会社です。絶対にやってくれると思っています。
今の自分があるのは、制作AD時代に厳しくも貴重な経験を与えてくださった番組制作スタッフの皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
リサーチャーは番組企画を立案する上で、欠かせない職種になっていますが、テーマに合ったネタをただ出すだけではなく、番組の制作方針、映像になったときに面白いか、視聴者が興味を惹くようなネタか、などテレビで放送されたときのことまで考え、価値のあるネタを探して提供しなければならないため、常に世の中の新しいネタにアンテナをはれる好奇心のある方は向いていると思います。
リサーチャーは、あくまで企画をサポートする仕事です。番組制作にブレーン的な役割でかかわりたい方、取材も厭わない方にはお勧めです。
自分の提案したネタが映像になった時の感動は何にも代え難いものがあります。