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見えないからこそ、伝えるべき真実がある『NNNドキュメント’15 』     「1年B組 全盲先生 ~心で見つめた1年間~」

1970年の放送開始以来、様々な社会現象に目を向け、人々の日々の営みに密着してきた報道ドキュメンタリー『NNNドキュメント』(日本テレビ系列)。

20150410

4月12日(日)は、埼玉県長瀞町立長瀞中学校に務める、全盲の新井淑則先生と、彼が担任を務める1年B組の一年間に密着したドキュメンタリーを放送します。

「見られている気がする」「字がうまいんだ」…長瀞中学校の1年生は、担任の新井先生のことを誇らしげにそう話します。

2014年の春、1年B組の担任になった新井先生の両目が不自由になったのは、34歳の時。網膜剥離との診断を受け、順風満帆だった教師人生はどん底へ落ち、自殺を考えたこともあるそうです。
家族や仲間の応援、そして盲導犬との出会いを経て復帰し、22年ぶりに担任となりました。

最も多感な中学時代、教師が生徒に与える影響は大きいものです。新井先生は「特別な環境で特別な努力をして、パラリンピックの選手が金メダルを取るのではなく、障害があっても誰にでも進む道はあることを子どもたちに示したい」と語ります。

生徒の名前を早く覚えるため、ICレコーダーに彼らの自己紹介の声を録音し、繰り返し聞いて覚えたという新井先生。漢字は何度も書いて練習すれば腕が覚えるそうで、黒板に文字を書いて生徒を驚かせたこともありました。そして、伝統行事の演劇では脚本や演出にも初挑戦。しかし、生徒が怒ったり泣いたりした時、その理由がすぐに分からず、もどかしさに苦しむこともあると言います。
他の学校では、差別的な扱いを受けている視覚障害教師も存在すると言われる中、目の不自由な新井先生がどうやってクラスをまとめていくのか…「教育」とは、「学ぶ」とは何かを改めて問いかける番組となっています。

同番組は、プロデューサーを中島晃(クリーク・アンド・リバー社)、企画を坂口香津美さんが担当しました。同タッグでのドキュメンタリー作品は今回で7作目。2008年に放送された『NNNドキュメント’08』「血をこえて…”わが子”になった君へ」ではギャラクシー賞テレビ部門7月度月間賞、『NNNドキュメント’10』「かりんの家~親と暮らせない子どもたち~」では日本テレビ2010年2月月間最優秀賞を受賞しています。

 

■「1年B組 全盲先生 ~心で見つめた1年間~」
『NNNドキュメント’15 』
日本テレビ系列全国ネット

http://www.ntv.co.jp/document/

4月12日(日) 放送
深夜24:55~25:50(55分拡大枠)

企画:坂口香津美/落合篤子
撮影協力:岡田定夫
協力:長瀞中学校
ディレクター・撮影:吉田留美子
プロデューサー:中島晃
AP:谷村創太郎
制作協力:クリーク・アンド・リバー社
プロデューサー:加藤就一/有田泰紀/桂知子/日笠昭彦
チーフプロデューサー:谷原和憲
制作著作:日本テレビ

(2015年04月10日 CREATIVE VILLAGE編集部)

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