20150519
確認用スタンプ投稿サイト 「LINE CREATORS」も開設

LINEは18日、クリエイターによるスタンプ販売サービス「LINE Creators Market」について、1年間における販売・利用実績を公開した。LINEはクリエイターによるスタンプの販売・購入を2014年5月8日から開始し、今月8日に1周年を迎えている。

「LINE Creators Market」は、 ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム。スタンプ販売額よりApp Store/Google Playなどの手数料(30%)を除いたのち、約50%がクリエイターに分配される。2014年5月8日~2015年5月7日の1年間で、登録クリエイター数は世界156ヶ国39万人、 販売中のスタンプは10万セット超となり、全体の販売総額は、概算で89億4,600万円となっている。

販売金額上位10位のスタンプでは、平均販売額は5,050万円超。複数スタンプを販売しているクリエイターもいるため、上位10位のクリエイターごとの平均販売額は、1億円を突破しているという。

 

これを受けLINEでは同日、トップクリエイターのスタンプ作品の商品化支援・ライツマネジメントを行うサービス「LINE Creators Management」を開始した。「LINE Creators Management」ではスタンプキャラクターを用いた企業販促タイアップや商品化、商標出願サポート、海賊版対策などのコンサルティングや支援を、クリエイターに対して行う。他社とのマネジメント契約のないクリエイターなどを対象に、LINEが所属クリエイターの選定や提案を行う。すでに複数名のクリエイターの所属が決定しており、第一弾として、タカラトミーアーツとの提携も決定済みとのこと。

《冨岡晶》

(2015年05月19日 RBB TODAY)