ライブとテクノロジーを組み合わせることによって生まれる新たな演出技術やライブ会場以外での疑似体験など、新しい形のライブをテーマに技術やアイディアを競い合うハッカソンが開催されます。

この「ライブ体験の拡張」をテーマにしたハッカソンの大きな特徴は、約3ヶ月間かけて制作するということです。
参加を希望される方は、応募の段階で使用したい技術を選び、その企業に対してエントリーを行います。そして、その審査通過者は、11月12日のアイディアソン、12月11日のハッカソンを経て2017年1月26日にビルボードライブ東京で開催される最終審査に向けて制作に挑戦することになります。

ファイナルとなる1月26日には、特別審査員(未定)に加え、一般来場者も巻き込んで投票を行い、優勝グループを決定する予定。本ハッカソンでは、約3ヶ月にわたって参加者と企業が一体となって制作することにより実用的なサービスが生まれることを目指しているそうです。

応募は、9月8日から9月30日まで。なお、最優秀賞を獲得した作品は約1ヶ月間ビルボードライブ東京のロビーにて展示されます。第一弾となる参加企業はDentsu Lab Tokyo、株式会社東芝、Napster、株式会社レコチョクの4社で、アーティストの生体データや人工知能など新分野を創出するような技術が提供されます。これらの企業と共に3ヶ月間のロングラン・ハッカソンで新たなサービスが生み出されるか、注目が集まりそうです。

尚、本ハッカソンを開催するBillboard JAPANは、クラブ&レストラン、ビルボードライブ東京/大阪を運営すると同時に、音楽チャート“Billboard JAPAN HOT 100”を中心とした音楽メディアの運営や、コンサートの企画制作、レーベル運営、マーチャンダイズなどBillboardのライセンシーとして様々な分野でブランド開発、展開を行っています。そのBillboard JAPANと、東京都港区(竹芝地区)に「コンテンツ×デジタル」産業の拠点を形成する活動母体CiP協議会の取り組みとなります。

■開催概要
応募期間:~2016年9月30日(金)
アイディアソン:2016年11月12日(土)会場:ビルボードライブ東京
ハッカソン:2016年12月11日(日)会場:慶應義塾大学三田キャンパス内g-sec
最終審査:2017年1月26日(木)会場:ビルボードライブ東京
問合せ/お申込み:ライブ・ミュージック・ハッカソン事務局
hackathon@billboard-japan.com

■公式サイト
http://www.billboard-japan.com/hack2016

(2016年9月13日 CREATIVE VILLAGE編集部)