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トークショーに登壇した中島信也さんと河尻亮一さん

映像コンテスト「my Japan Award 2016」キックオフイベントレポート~日本の魅力をクリエイティブの力で発信!

日本に生まれるさまざまな価値を、クリエイティブの力で海外に発信するコンテスト「my Japan Award」。ひとり一人が思う日本の価値を、独自の企画性と表現力で競い合います。29歳以下の若手を対象に、最年少は小学生から応募が可能なこのコンテストでは、毎年個性豊かな才能の芽が生まれています。
5月12日には2016年度の開催に向けてキックオフイベントが開催されました。

今年で7年目を迎える「my Japan Award」は、広告業界の中でもそうそうたるメンバーが審査員を担っています。この日トークショーに登壇したのは、日清カップヌードル『hungry?』のCMでおなじみ、東北新社の中島信也さんと、編集者として活躍されている銀河ライター河尻亨一さん。このコンテストの立ち上げからずっと関わられているコアメンバーでもあります。今回、このお二人が「誰よりも光るアイデアを出すために」というテーマで、過去の受賞作品を振り返りながらトークを繰り広げました。

過去の受賞作品から、東京中の様々なデザインのマンホールを、DJがHIP-HOPのリズムに合わせてスクラッチさせるという映像をはじめ、4作品を上映。一つひとつの作品について、どんな企画のもとに作られた映像なのかを紐解いていきました。
プロは1つの軸だけで考えていくのではなく、複数のアイデアのスレッドを立て、その幅を見ながら同時並行で進めていき、統合していくことで映像を仕上げていきます。
“根本のところが大事”と口を揃えて語るお二人からは、各作品について解説していく中で、誰よりも光るアイデアの出し方について、こんなアドバイスを挙げられました。

・右脳をどれだけ活性化させるか。頭の柔軟性が重要。常識にとらわれすぎない、周りの言うことに迎合しすぎない。
・まずは誰でも思いつくことを挙げてみて、そこから誰も考え付かないであろうことを連想し、つなげてみる。それを、パズルのピースがある時ピタッとはまるような、そんな瞬間がくるまでひたすらやってみる。
・アイデアをできるだけ多く挙げて、それらをくっつけてみる。たとえば海苔をアピールするなら、いろんなものを巻いてみるのをイメージしてみる。海苔でビルを巻いてみる、など。
・街の中で潜んでいるものを探してみる。普段なら気にしないものに目を留めてじっくり見てみることで“気づき”や“発見”を得る。

今回のトークショーには、昨年このアワードに最年少の中学2年生で参加した女子学生さんが来場されており、ご本人が制作された映像が披露されました。my Japan が主催している映像制作のキャンププログラムにも参加され、講師陣に熱心に質問をしていた姿がとても印象に残ったと、中島さん・河尻さんからコメントがありました。
2016年度は新たに小学生の部門も設け、ますます若手の育成に注力していくとのことです。
作品のレベルが年々上がってきているという、この「my Japan Award」、今年はどんな個性豊かな作品が見られるのか、期待値があがります。

■my Japan Awardとは
「日本の魅力を映像の力で世界に発信する」をコンセプトに、若手クリエイター対象の映像コンテスト『my Japan Award』や映像制作キャンプ『Creative Summer Camp』を企画・運営する一般社団法人my Japan。審査員には、中島信也さんをはじめ、福里真一さん、箭内道彦さん、黒田秀樹さんなど、CM・映像業界で活躍中の豪華なクリエイター陣を迎え、若い才能の育成に注力しています。

my Japan公式HP
http://my-jpn.com/award/

(2016年5月31日 CREATIVE VILLAGE編集部)

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